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東京は寒い寒い [日記]

 急用ができて久しぶりに東京へ行った。年中日中は気温30度Cを超すマレーシアから来てみると、冬の東京は寒いの何のって。念のためと思って持って来たタイツが役に立った。東京にいたときでもスキーに行く時ぐらいしかはかなかったタイツだが、この年になってみると冬の日本でははいて当たり前ということか。たまに東京に帰ってみると日本の社会の秩序のよさと街の清潔さを改めて感じる。
 用事も済んだし、さて久しぶりの東京で何をするか。新しくできたショッピング・モールなんかには興味がないし、スカイツリーにも足が向かない。そう云えば六本木のミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTとかいう凝った名前の美術館で、田中一光(故人)さんの足跡を辿る展覧会をやっていると聞いていたので行ってみた。田中氏は1960年代から90年代初期ぐらいまで日本を代表するようなグラフィックデザイナーであったことはよく知ってはいたが、そして僕がVANで宣伝部長をやっていた頃、一光さんがVAN本社ビルの我々のすぐ上の階にオフィスをもっていたこともあって、仕事をお願いしたことはなかったものの、身近に感じていたものだったが、これ程までおびただしい量のすごい仕事をされていたことに心底感心させられた。
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ミッドタウン内の21_21 DESIGN SIGHT

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展覧会のタイトルは「田中一光とデザインの前後左右」 
これはその出口のデザイン。

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 この写真を見た人はなにを感じるだろうか? 信じられないかもしれないが、これはその美術館のすぐ前にある芝生の公園に張り巡らされたプラスチックのフェンスなのだ。何のためのフェンスかといえば、人が芝生に入るのを防ぐために張り巡らせた防護柵なのである。美を賛美するための美術館の前で
何てことをするのか、と思わない人が1人でもいるとはとても思えない、と思うのは僕だけではあるまい。一体誰がこんな酷いことを思いつくのか? 大体公園の芝生とは人がそこで休んだり、子供が遊んだりするところの筈なのに、そこに立ち入りを禁止するのは僕の知る限り日本だけだろう。日本ではしばしばあちらこちらでこの芝生への立ち入り禁止の札または無粋なフェンスを見かける。皇居前のあの広大で見事な芝生の公園でもその芝生へは立ち入らせないようだ。外人たちが不思議そうにその立て札を見ているのを見ていると、何だか恥ずかしくなる。何でこんなことがあちこちでまかり通っているんだろう?きれいな緑の芝生が痛むのが惜しいんだろうか?そんなにケチなのかなぁこの豊かな日本は。
街中のいたる所に立っている電信柱とそこに張り巡らされている蜘蛛の糸のように目障りな電線と、この芝生への立ち入り禁止フェンスは日本の都市の美観上の2大恥辱といっても決して過言ではないと思うのだが。皆さんはどうお考えだろうか?

マレーシアで中古車を買う [日記]

 パートナーが使っている古いプジョー206に大分ガタがきたので買い替えることになった。ここマレーシアは車社会であるせいか中古車マーケットがすごく活発で、値段も日本に比べるととてつもなく高い。手放すことになったプジョー206は4年前に買ったのだが、6年落ちで走行距離90,000キロだったものが95万円もした。日本なら下手すると5万円ぐらい払わないと持って行ってくれないのではないか。現在走行距離115,000キロで9年落ちとなるのだから、こちらでも30万円は無理かなと思っていた。もし個人に売るとなると、陸運局に行って登録の名義変更と簡単な検査を受けなければならず、これが殆どマレーシア語でやらなければならないので、マレーシア語は全く分からない僕には面倒でたまらない。だから安く買いたたかれても中古業者に売るしかないかと思いテニス仲間からその友人の業者を紹介してもらった。ところが信頼のおけるというその業者の見積もりは僅か17万円だという。期待していた額の半分ぐらいなのでちょっとショックだったが、まぁしょうがないかというわけで手を打つことにした。ところが運の悪いことにいざ車を持って行く段になって、彼が我々の車のエンジンの下部からオイル漏れを発見。きのうまでは特に問題もなかったエンジンにトラブル発生というわけだ。110,000キロ以上も走ってまだまだ快調そのものだったエンジンにもいよいよ疲れが出てきたのか。その業者はこれだとさらに1,000リンギ(約25,000円)引いて5,000リンギ(約135,000円)という。踏んだり蹴ったりであるが仕方がないと諦めて引き取らせた。
 さて次は代わりの車探しである。これは楽しい仕事だ。年金暮らしの身ではとても新車は変えないので中古車漁りとなる。市内に何千軒とある中古車屋をいちいち回ってたのではラチがあかない。そこでネットで探そうということになる。MUDAHという楽天みたいなサイトがあってそれこそ何千台いや何万台という中古車情報が出ている。こちらの予算や車種、走行距離だのを打ち込むと希望に近いものに絞られてくる。その中からこれと思うものを10台くらい選んで試乗を申し込むことになる。絞り込んだ車の8割強が業者で2割弱が個人だ。その個人の売り手には電話連絡がつかないので諦め、業者回りということになった。僕のパートナーがマレーシアの国民車マイヴィー(MYVI)にしてくれればチョイスは5万とある。しかし彼女はそれはイヤだし、日本車にも興味がないという。もっともここマレーシアでは絶対の信頼がある日本車は高くて買えない。そこで残るはヨーロッパ車でドイツ、フランス、イタリー、または英国車あたりから選ぶことになる。ドイツ車はまだしも、フランス車やイタリー車はリセールがえらく安いと聞く。ところがパートナーが選んだのはフランスのシトロエン・ピカソ(Citro
en Picasso)ときた。7年落ちで80,00キロ走行のシトロエンが80万円もする。リセールが安いといっても、いざ買うとなると結構な値段なのである。しかしその車は女性のワンオーナー車だったのでとても状態がいい。これから何年も使うのだから、ま、いっかというわけでそのシトロエンに決めた。
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シルバー・グリーン(?)のその外観はとてもシックで塗装もきれいだ。簡単な試乗だったがどこにも問題はなさそうだ。ちょっとだけ負てもらって商談成立。2日後には登録手続きも終わって手元に届いた。パートナーはご機嫌である。ところがだ。次の日の朝彼女が出かけた先から電話があって車の調子がおかしいという。ともかく何とか帰り着いたので乗ってみるとアイドリングが変だ。回転にムラがあり振動もすごい。買って1週間は保証期間だというので早速電話して、すぐに直すか車を引き取るかしろというと、慌ててやってきた。メカニックはちょっとエンジンの音を聞いただけで、これはスパークプラグの1本が発火していないという診断を下した。そこでハタと気がついた。そういえば昔はよくプラグのトラブルがあったなぁ。ガソリンの質が悪くてカーボンが出やすかったのか、プラグの質が悪くてすぐにかぶってしまっていたのか、対策としていつも新しいChanpionのスパークプラグを車に積んでいたものだ。50年前はプラグといえばアメリカ製のチャンピオン・プラグと決まっていたものだが、その後日本のNGKのプラグの質が向上して、いつの間にか日本ではNGKプラグが主流になってい
ったと記憶している。そんなことはとも角、車を持って帰ってちゃんと調整してから持って来いといって引き取らせた。多分メカに云う通りプラグさえ交換すれば調子よくなるのだろうが、この辺がマレーシアらしいところなのだ。
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このシトロエンでひとつ気に入らないのは何とタコメーターがないのである。ヨーロッパ車としてはこれは誠に珍しい。いまどきどんな大衆車でも大抵はタコメーターは備えているものだ。車の性格上、カーブを死にものぐるいで走るわけでもなかろうからエンジンの回転計なんかは要らないだろうという考えなのであろう。いかにもフランスらしい合理主義だが、死にものぐるいでドライブするのが好きなフランス人たちがこれで満足するのかなぁ? トランスミッションは今風のマニュアル付きオートマチックなのだから僕ならタコメーターはどうしても欲しいところなのだが。パートナーはそんなことはどうでもいいという顔してるから、ま、いっか。
 という顛末で我が家に新しく古い車が来た。ときどきは僕も借りて乗ってみよう。床もシートも高いのでドライバーの視点は今風に高い。これは長距離運転には楽そうだ。ペナンやマラッカなんかに行くときにはこのシトロエンが活躍することになりそうだ。

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